INTERVIEW

課のメンバーで協力し合ってキャンパスライフ全般をサポート

平成21年4月採用

山脇 由子

高知大学医学部・病院事務部学生課学生支援係

仕事の内容

主に医学部学生の奨学金と授業料免除の手続きを担当しています。奨学金は多種類存在し、毎年制度の更新が行われるため、最新情報を追いながら学生対応・書類のチェック等を行う必要があります。また、少人数の係のため、医学部キャンパス内の学生支援業務全般を担当しなければなりません。課外活動や留学生派遣・受入れをはじめ、係の業務は多岐にわたるため、係内はもちろん課全体として協力して、学生のキャンパスライフ全般のサポートをしています。

留学生、地域の方

地域の方と話をしている時、本学の留学生の名前が挙がることがあります。留学生からも「近所の方に野菜をいただいた」「駅まで送ってもらった」と、地域の方にお世話になった話を聞く事が多いです。また、事務局が地域や学校の国際交流イベントへの参加の呼びかけをした際には、積極的に参加してくれます。このように、盛んな交流で生まれる人との温かいつながりの中で仕事ができることが私のやりがいです。

Q&A

職場の雰囲気を教えてください。
一学部だけのキャンパスのため事務組織は本部に比べると少人数で、一人ひとりの業務の幅が広いです。だからこそ、課のメンバー同士でフォローし合っています。その結果、自然と距離が近くなり、和気あいあいとした空気感が特徴の職場です。特に学生課は、学生の出入りが多いため、賑やかな雰囲気です。一方で、附属病院との連携も頻繁に行われる部署でもあります。そのため、学生が病院実習を行う際には緊張感を持って対応にあたるよう心掛けています。
言われてうれしかった言葉は何ですか?
学生の対応をすることは楽しい面もありますが、多岐にわたるニーズに対応しなければならない難しさもあります。コロナ禍が明けた頃、学祭などのイベントが再開しました。医学部のため感染対策に気を配りつつ、可能な範囲で学生のやりたいことが実現できるよう調整に奔走したことがあります。大変だったものの、学生から「ずっと学生課にいてください!」と感謝されたことがとてもうれしかったです。

業務の流れ

奨学金に関する業務の流れ

4月

奨学金申請説明会(年2回)

2024年度は、日本学生支援機構給付型・貸与型奨学金、また高知県医師養成奨学貸付金の申請に係る説明会を対面で実施しました。制度が変わることも多いので、念入りに予習しています。

5月

奨学金採用者決定

5月から随時、採否結果が送られてきます。奨学金によっては採用決定後の提出書類が多く、保証人から所得等に係る証明書類を期限内に取り寄せる必要があるので、説明に抜かりがないよう注意しています。

12月

日本学生支援機構奨学金継続願

日本学生支援機構の奨学生として採用された場合、経済状況や学業成績を踏まえて認定を受けるため、学生自身で「継続願」の申請手続きを行います。申請方法について説明会を実施し、申請内容の確認を行います。